■ ID | 679 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 並行測定試験から示唆されたPM2.5測定法の課題 |
■ 著者 | 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 西川雅高 (独)国立環境研究所 高橋克行 (財)日本環境衛生センター 田邊潔 (独)国立環境研究所 若松伸司 愛媛大学 |
■ 出版元 | (独)国立環境研究所 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第25回全国環境研究所交流シンポジウム 平成22年2月17日 |
■ 抄録・要旨 | 均一な試料大気を供給できる集合配管システムを利用して、PM2.5質量濃度測定の標準法と各種自動測定装置を用いて並行測定試験を実施し、比較することにより、両者の一致性や差異の要因を検討し、PM2.5測定法の課題を探った。測定にはフィルター材質、通気速度、通気時間(平均化時間)、水分が複合的に影響することが明らかとなった。自動測定装置は、除湿を行なっていればフィルター材質は問わないことが示唆された。逆に、非吸湿性の材質でも、除湿を行なっていなければ夏季には影響を受ける場合もあった。また、標準法には、24時間捕集に起因する揮発損失の影響があると推定された。一方、揮発損失の影響を受け難いという点で光散乱法が有利であることが示唆された。 |
■ キーワード | ろ過捕集,フィルター振動法(TEOM),ベータ線吸収法(BAM),光散乱法(LSM),揮発損失 |
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